蓋外し式混色57スポンジ移植手術

『接着剤の汚れおとし・ハ−ド』の登場によって可能になった56/57/58の蓋外し、
ヘッドのつまり、かすれ、スジの救世主になるかと一部で期待されましたが
その方面では期待されたほどの活躍は出来ませんでした。

しかし、我々リフィラーにとってもうひとつの難題、『カートリッジの混色』には
もしや蓋外しは絶大なる効果があるのではないか、と。

で、今回の実験台は黄色が茶色になってしまった45g混色57カート。



↑混色具合はこのような凄まじさ。

さっそく蓋外しに取り掛かります。

事前にカートをファンヒーターなどで暖めておくと成功率がアップするという
りょうさんからの報告が掲示板にありました。詳しくは下に。
(040313)


orange-sol 「頑固な接着剤の汚れおとし/ハード」580円(東急ハンズ)



隙間に『接着剤の汚れおとし』をながしこみます。これでパカッとはずれるはず。
数分放置。もちろんすぐにパカッとはずれるはず。



このあたりが強そうなのでマイナスドライバーでこじこじこじこじ…ベキッ?

・・・・・・・・・・・・・・・・ん?ベキベキッ?
だめなら壊す。

どうもはずしやすい個体とそうでないものがある模様。
でも蓋は予備があるので大丈夫♪



こうなったら力まかせ。きれいにこわし終わりました。(笑)



さて、黄色がどうなっているのか興味があるところ。出してみますか?



患部摘出。ダークイエロ−じゃなくて元々は黄色ですよ。ほれっ。



なにごとか、と言いたいっ。
どうしてこんなになるまで放っておいたんですかっ!!

・・・しかたがない。
ただいまより蓋外し式混色57スポンジ移植手術を行います。

といっても、洗っておいたきれいなスポンジに入れ替えるだけ。
はい、蓋をつけたら手術完了。


今回は混色とはいえ、きれいに印刷が出来ていたのでなるべく
良い状態を保つようにヘッド近くに残っているであろうダークイエローは
あえてそのままにして水などで洗わずスポンジを入れ、黄色のみリフィルしました。



きたない黄色に逆流して欲しくないのでティッシュで抜きながら黄色リフィルです。
5mlリフィルしました。汚れた黄色はそれほどの量はないはずなので
ティッシュですぐに抜けるはずです。 間違いない。



・・・・・・・・・・・・・・・・。

いやいや、きたない三本線からCMYの三本線まで並大抵ではありません。
ティッシュを何回取り替えてもなかなかきれいになんてなりゃしません。
仕方がないのでエア抜き登場です。きれいになるまで2ml強インク抜きが必要でした。



無駄にインクを抜いたのでマゼンタもリフィル。これはInkTecの78/23用マゼンタです。

さて、移植手術の結果はというと、大成功でした。



こんなにうまくいったリフィルは久しぶりです。
蓋外しの成功率が問題ですが混色カートリッジが生き返るのであれば
試してみる価値は「ありあり」です。
ヒントをくれたATSさんに感謝。

蓋外しその後の経過

上のカートリッジはまったく問題なく印刷できています。

しかしこのあと2個試しましたが2連敗を喫しています.
一回目の原因はハッキリしています。

スポンジをきれいに洗ってすっかりきれいになったと勘違いしてしまいました。
使えるインクが惜しいという気持ちもお働きました。
魔がさしたというのでしょうか。
純正が残っているのにPMつよインクをリフィルしてしまいました。
一発で詰まりました。当たり前です、PMとhpが混ざったんですから。(わからない人はこちら)

2連敗目はいまいちハッキリしません。
蓋外しのとき使った薬が電極部分にたれていったのが原因なのか
ヘッドまわりに残ったインクを精製水で洗ったのが原因なのかどちらかだと思います。
少しは出ていたのでおそらく後者でしょう。
ここで得た教訓は
「きれいに出ているなら極力その状態をいじってはいけない」ということでしょうか。

蓋外し混色解消術ではいささか消極的かつインクの無駄ではありますが、
以下の方法を推奨いたします。

  1. がんばって蓋を外す。
  2. 混色したスポンジを引っ張り出す。
  3. 洗ってなるべく水気を取る、乾かせる。
  4. ヘッド周辺に残ったきたないインクには目をつぶりスポンジを元に戻す。
  5. ヘッドにティッシュをあててきれいなインクをリフィル。
  6. きれいなインクが出るまでヘッドからインクを抜く、抜く、抜く。

一回成功しただけの手順ですが今のところこれがよかろうと思います。
どうか「自己責任」で試してくだされ。(040215)

蓋外しに新手法発覚!!(040312)

掲示板にてりょうさんから唐突に発表のあった過熱式蓋外し、成功者続出です。
ポイントは『接着剤のはがし液』を塗る前に暖める、ただそれだけです。


哀れ57、三脚の足に乗せられ加熱され、忘れ去られて30分。

このあとの手順は今までどうり、ドライバーでこじこじ。
以前に硬いので蓋外しを断念したカートですが一部割ってしまったものの
なんとか蓋外し成功です。う〜ん、いまだ半信半疑なのですが
成功者続出、というより失敗した報告がない。大発見なのか?!

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